静岡県熱海市に住む知人男性に対し、SNSのメッセージ機能を使って「ボコボコにしてやる」などと危害を加える内容を複数回送信したとして、フランス国籍の無職の男(46)が脅迫の疑いで逮捕された。
SBSテレビなどの報道によると、逮捕されたのはフランス国籍で、自称・東京都港区赤坂に住む無職の男(46)。男は2026年2月2日、静岡県熱海市に住む53歳の知人男性に対し、メッセージアプリを通じて「ボコボコにしてやる」などの文言を複数回送信し、脅迫した疑いが持たれている。
警察は、2人の間に金銭トラブルがあった可能性も視野に入れ、詳しい経緯を調べている。
現時点で、金銭トラブルの具体的な内容や、男の認否については確認できていない。
新人記者ナルカ


事件の概要
- 逮捕日:2026年8月18日
- 容疑:脅迫
- 容疑者:フランス国籍の男(46)
- 住所:自称・東京都港区赤坂
- 職業:無職
- 被害者:静岡県熱海市に住む男性(53)
- 関係:知人
- 発生日:2026年2月2日
- 手段:メッセージアプリ
- 内容:「ボコボコにしてやる」などの危害を加えるメッセージを複数送信した疑い
- 背景:金銭トラブルが関係している可能性
知人男性に複数の脅迫メッセージか
警察の調べによると、男は2月2日、熱海市に住む53歳の知人男性に対し、SNS・メッセージアプリを使って危害を加える趣旨のメッセージを送った疑いが持たれている。
報じられている文言の一つが「ボコボコにしてやる」だった。
男は同様の内容を複数回送ったとされ、警察は一連のメッセージが被害男性を脅す行為に当たるとみている。
2月の出来事で8月に逮捕
脅迫メッセージが送られたとされるのは2月2日で、男が逮捕されたのは8月18日。
事件発生から逮捕まで約6カ月が経過している。
この間に警察がどのような捜査を進めたのか、被害届の提出時期、SNS運営会社への照会、端末解析などの詳細は公表されていない。
そのため、逮捕まで時間を要した理由を推測することはできない。
金銭トラブルが関係か
報道では、男と被害男性の間に金銭トラブルがあった可能性があるとされている。
ただし、貸し借り、売買、投資、仕事上の支払いなど、どのような金銭関係だったのかは明らかになっていない。
金銭上の争いがあったとしても、相手に危害を加える旨を伝えて恐怖を与えることが正当化されるわけではない。
民事上の金銭問題は、話し合い、内容証明、調停、訴訟など適法な方法で解決する必要がある。
脅迫罪とは
刑法222条は、生命、身体、自由、名誉または財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した場合を処罰対象としている。
実際に暴力を振るったかどうかではなく、相手に危害を加える旨を伝えた行為そのものが問題となる。
今回の「ボコボコにしてやる」という文言について、警察は身体への危害を告知する内容として脅迫容疑を適用したとみられる。
最終的に犯罪が成立するかどうかは、今後の捜査・起訴判断・裁判によって決まる。
SNS上の発言でも刑事事件になり得る
SNSやメッセージアプリでは、対面より強い言葉を使ってしまうケースがある。
しかし、オンライン上のメッセージでも、内容によっては脅迫、名誉毀損、侮辱、業務妨害などの刑事事件につながる可能性がある。
また、メッセージが端末やサーバーに残れば、削除しても捜査上の証拠として確認される場合がある。
証拠として残りやすいSNSメッセージ
今回のようなSNS脅迫事件では、送受信履歴が重要な証拠となる。
被害を受けた場合は、メッセージを削除せず、
- 画面のスクリーンショット
- 送信者アカウント
- 送信日時
- メッセージ全文
- 通話履歴
- 過去のトラブル経緯
などを保存して警察へ相談することが重要となる。
熱海市では6月にも外国籍者の脅迫事件
JP News Focusでは2026年6月にも、熱海市内の公園で10代女性2人に「殺すぞ」などと言って脅したとして、フィリピン国籍の51歳女が脅迫容疑で現行犯逮捕された事件を報じている。
この事件でも、背景には金銭トラブルの可能性が報じられていた。
今回のフランス国籍男の事件との関連は確認されていない。
しかし、個人間の金銭・人間関係のトラブルが威迫行為へ発展したという点では共通する。
袋井市ではSNSを巡る脅迫事件も
静岡県袋井市では2025年、元妻のSNSを巡って交際相手に包丁を突き付け、「殺すぞ」などと脅したとしてブラジル国籍の男が逮捕された事件もあった。
SNS上の投稿や人間関係をきっかけに感情的な対立が拡大し、現実の脅迫・暴力へ発展するケースには注意が必要である。
金銭トラブルは早い段階で第三者へ相談を
知人同士の金銭貸借や取引では、関係が近いほど契約書や証拠を残さないケースもある。
争いが深刻化する前に、振込履歴、契約書、メッセージなどを保存し、必要に応じて弁護士や消費生活センター、警察などへ相談することが重要になる。
相手から脅迫的な言葉を受けた場合は、自分だけで会って解決しようとせず、安全確保を優先すべきだ。
クロ助とナルカの視点


















編集部まとめ
- 逮捕:フランス国籍の無職の男(46)。
- 住所:自称・東京都港区赤坂。
- 容疑:脅迫。
- 被害者:熱海市に住む知人男性(53)。
- 発生日:2026年2月2日。
- 手段:SNS・メッセージアプリ。
- 内容:「ボコボコにしてやる」など、危害を加える趣旨のメッセージを複数回送った疑い。
- 背景:金銭トラブルが関係している可能性。
- 未確認:金銭トラブルの具体的内容、男の認否などは現時点で不明。
- 注意:逮捕段階であり、有罪は確定していない。
出典
- SBSテレビ/Yahoo!ニュース「『ボコボコにしてやる』知人男性をSNSで脅迫の疑い フランス国籍の男逮捕 金銭トラブルが関係か=静岡・熱海市」2026年8月18日
- 静岡新聞SBS/アットエス「『ボコボコにしてやる』知人男性をSNSで脅迫の疑い フランス国籍の男逮捕」2026年8月18日
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