富士山の山梨県側で2026年8月29日、登山ツアーに参加していたインドネシア国籍のユリウスマン・ケスマジャヤさん(57)が7合目付近で倒れているのを別の登山者が発見した。男性は病院へ搬送されたが、死亡が確認された。山梨県警富士吉田署は心疾患の可能性があるとみている。
男性はツアーの同行者らと富士吉田口5合目から登山を開始したが、昼食休憩後の集合場所に姿を見せなかった。ツアーはそのまま登山を再開し、同日午後5時ごろ、別の登山者が男性を発見して山小屋関係者へ連絡したという。
新人記者ナルカ


事故の概要
- 発生日:2026年8月29日
- 場所:富士山・山梨県側、富士吉田口7合目付近
- 死亡者:インドネシア国籍の男性(57)
- 登山形態:山岳ツアーに参加
- 経緯:昼食休憩後の集合場所に現れず、ツアーは再開
- 発見時刻:同日午後5時ごろ
- 発見者:別の登山者
- 死因:心疾患の可能性。警察が詳しい経緯を確認
時系列で見る経緯
| 時点 | 内容 |
|---|---|
| 8月29日 | 男性がツアー同行者らと富士吉田口5合目から登山開始。 |
| 昼食休憩後 | 集合場所に男性の姿が見当たらなかったが、ツアーは登山を再開。 |
| 午後5時ごろ | 7合目付近で男性がうつぶせに倒れているのを別の登山者が発見。 |
| その後 | 病院へ搬送されたが死亡が確認された。 |
| 8月30日 | 富士吉田署が事案を発表。心疾患の可能性が報じられる。 |
ツアーの点呼と離脱者対応が焦点
登山ツアーでは、参加者の体力差や高山病、持病の悪化、天候急変によって隊列が分かれる可能性がある。休憩地点を出発する前の人数確認、最後尾を担当するスタッフ、無線や携帯電話による連絡、離脱者が出た場合の捜索・待機基準は安全管理の基本となる。
今回、男性が集合場所に現れなかったにもかかわらずツアーが再開したと報じられた点は重要だ。ただし、主催者の人数、男性が事前に別行動を伝えていたか、ガイドが捜索や連絡を行ったか、発見までの詳細は明らかになっていない。現段階でツアー会社の法的責任を断定することはできない。
外国人登山者に必要な多言語の安全説明
富士山には海外から多くの登山者が訪れる。標高差、低酸素、急な気温低下、登山道の混雑、山小屋予約など、日本の観光地とは異なるリスクを出発前に理解する必要がある。
ツアー側には、体調不良時の申告方法、集合時刻、単独行動の禁止、緊急連絡先を参加者が理解できる言語で説明することが求められる。一方、参加者も持病や服薬状況を事前申告し、体調に異変があれば無理をせず早期に下山を選ぶことが重要だ。
心疾患と高所登山
報道では心疾患の可能性が示されているが、確定した死因や発症の経緯は公表されていない。高所では空気中の酸素分圧が低下し、呼吸や循環器に負担がかかる。睡眠不足、脱水、急いだ登高、持病などが重なれば体調を崩す危険が高まる。
体調不良を「少し休めば治る」と判断せず、胸痛、強い息切れ、意識の変化、歩行困難などがあれば、同行者や山小屋へ直ちに伝える必要がある。
クロ助とナルカの視点












編集部まとめ
- 富士山7合目付近で、登山ツアー参加中のインドネシア国籍男性が倒れているのを発見された。
- 男性は搬送後に死亡し、心疾患の可能性が報じられている。
- 昼食休憩後の集合場所に現れなかったが、ツアーは再開したとされる。
- 点呼や連絡の詳細は不明で、ツアー会社の過失は確定していない。
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