神奈川県警は2026年11月5日、マイナンバーカードや在留カードを偽造したとして、東京都板橋区に住む中国籍の27歳の男を、有印公文書偽造と入管難民法違反(在留カード偽造)の疑いで再逮捕したと報じられた。捜査関係者の説明として、容疑の対象はマイナンバーカード7枚と在留カード4枚の計11枚。一方、関係先から押収された多数のカード類には、完成した偽造カードだけでなく素材等も含まれていると報道されている。
新人記者ナルカ


報道・公的資料で確認できた概要
| 発表・報道日 | 2026年11月5日 |
|---|---|
| 捜査 | 神奈川県警 |
| 容疑者 | 東京都板橋区在住、中国籍の27歳の男 |
| 今回の容疑 | 有印公文書偽造、入管難民法違反(在留カード偽造)の疑い |
| 対象となるカード | マイナンバーカード7枚、在留カード4枚 |
| 偽造行為の時期 | 2026年7月5日ごろ~8月30日ごろと報道 |
| 関係先の押収品 | カード類・作成用素材など多数。読売は約2500枚、時事は約2580枚と報道 |
| 認否 | 神奈川県警が認否を明らかにしていないと毎日新聞が報道 |
逮捕容疑は計11枚 押収品の総数とは別
読売新聞オンラインによると、男は自宅でマイナンバーカード7枚、在留カード4枚を偽造した疑いが持たれている。今回の再逮捕については、書類を不正に作成したとされる行為が捜査の対象になっている。
「2500枚の偽造」という見出しだけでは、押収された物すべてが完成した偽造カードであるかのように受け取られる恐れがある。毎日新聞の報道では、偽造カード類約280枚、偽造用の素材となるカード約1700枚、中国から届いたカード約600枚などが押収されたとされる。
海外から届いた素材と受け取り役 組織性を捜査
読売新聞は、カード作成用のプラスチック素材や偽造防止のためのホログラムに似た資材が中国から輸入されたと報じた。偽造カードの受け渡しに別の人物が関わり、受け取った者が身分証として使用したとみられる事例も捜査対象となっている。
時事通信は男の逮捕が3回目で、「中国の知人に誘われ、お金欲しさに加担した」という趣旨の供述があると伝えている。
なぜマイナカードと在留カードの偽造が問題なのか
マイナンバーカードは本人確認などに使用される公的な身分証で、在留カードは中長期在留者の在留資格・在留期間などを示す。いずれも外見だけで不正利用を見抜くことが難しい場面があり、成り済ましや不正な契約手続きにつながる恐れがある。
現在分かっていないこと
すべての押収品が完成していたか、各カードの名義人が実在するか、不正に使われた枚数、偽造グループの全容は未確認。男については別件で起訴されているとの報道があるが、今回の再逮捕容疑で有罪判決が出たわけではない。
本人確認に用いられる書類の真正性を確認する仕組みを守り、組織的な不正流通があればその経路を明らかにすることが重要となる。






よくある質問(FAQ)
Q.男は2500枚を偽造したとして逮捕されたのですか?
A.いいえ。今回の逮捕容疑はマイナンバーカード7枚と在留カード4枚、計11枚を偽造した疑いです。約2500枚は押収品全体の概数として報じられています。
Q.男は容疑を認めていますか?
A.時事通信は関与した理由に関する供述を報じています。一方、毎日新聞によると県警は正式な認否を明らかにしていません。
Q.偽造品はすべて使われたのですか?
A.使用枚数や受け取り役の全容は今回確認した報道からは特定できません。
編集部まとめ
公的身分証の偽造は、在留資格の確認や本人確認の信頼を損ねる問題である。特に、材料の供給から製造、受け渡し、使用に至る流れを警察が解明できるかが重要だ。一方、「約2500枚を偽造」と断定することは捜査対象となっている11枚との混同を招く。証拠品の内訳と司法判断を確認し、事実に沿って追跡したい。
出典・公的資料
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