他人名義のキャッシュカードを譲り受け、特殊詐欺の被害金を引き出した疑いなどで、福岡市の男ら計10人が逮捕された。RKB毎日放送が2026年10月21日に報じた。警察は、ベトナム人と日本人による匿名・流動型犯罪グループとみて調べているという。
新人記者ナルカ


確認された概要
| 報道日 | 2026年10月21日 |
|---|---|
| 人数 | 計10人 |
| 主な疑い | 他人名義のカードの譲り受け、ATMでの現金引き出しなど |
| 発覚 | 2026年1月、福岡市博多区で警察官が車内のカード等を発見 |
| 報道された引き出し額 | 50万円 |
パトロール中、車内から十数枚のカード
RKBによると、捜査対象となったのは、2025年12月から2026年1月にかけてのカードの譲り受けや、ATMで50万円を引き出した疑いである。
きっかけは1月、博多区をパトロールしていた警察官が、ベトナム国籍の30歳の男の運転する車内で十数枚のキャッシュカードや現金を見つけたことだった。関連する口座には特殊詐欺の被害金が入っていたと報じられている。
海外への送金の可能性も捜査
報道では、引き出した金が海外に送られた可能性もあるとされる。一方、逮捕された10人全員の役割や認否、送金先の詳細までは確認できていない。10月21日は報道日であり、全員がその日に逮捕されたと断定できる情報ではない。
口座やカードを他人に渡さない
警察庁は、口座の譲渡が特殊詐欺などに利用されているとして、在留外国人向けのポスター等で注意を促している。有償・無償を問わず譲渡は犯罪になると説明し、帰国などで使わなくなる口座は金融機関で解約するよう呼び掛けている。
これは一般的な注意喚起であり、今回の口座がどの経緯で集められたかを直接示す資料ではない。今回の捜査で、カードを入手した側と口座の名義人側の事情がどう解明されるかが焦点となる。
編集部まとめ
被害金の流れを止めるには、電話やSNSで相手をだます行為だけでなく、口座の調達や現金の引き出しを担う部分も調べる必要がある。
編集部としては、金融機関と捜査機関の連携を通じて資金の流れを解明し、被害回復につなげる対応を重視したい。国籍別の人数だけでなく、各容疑者が何をした疑いなのか、口座の不正利用をどこで防げるのかを具体的に伝えていきたい。
出典
- RKB毎日放送「車内から“十数枚のキャッシュカード”口座に特殊詐欺の被害金 ベトナム国籍の男ら10人を逮捕窃盗などの疑い」2026年10月21日19時02分
- 警察庁・SOS47「通帳・キャッシュカードの譲渡は犯罪です!」2025年1月10日
情報確認日:2026年10月22日。
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