詐欺で取得した金地金を貴金属店などに売却した疑いで、埼玉県警熊谷署が男女3人を逮捕した。埼玉新聞が2026年11月7日に報じた。逮捕されたのは韓国籍の50歳の会社役員の男、その妻で55歳の会社役員の女、70歳の女。大阪市の男性が金地金3個を渡した事件と、熊谷市の女性が金の延べ棒4個を渡した別の事件が報じられている。妻と70歳の女について、今回確認した報道では国籍が明示されていない。
新人記者ナルカ


報道・公表資料で確認された概要
| 捜査機関 | 埼玉県警熊谷署 |
|---|---|
| 逮捕日 | 2026年11月5日と埼玉新聞が報道 |
| 逮捕者 | 50歳男性、55歳女性、70歳女性の3人 |
| 国籍の確認 | 50歳男性が韓国籍。ほか2人の国籍は報道本文で未確認 |
| 容疑 | 詐欺と組織犯罪処罰法違反の疑い |
| 被害の対象 | 大阪市の男性/埼玉県熊谷市の女性(別々の事件) |
大阪市の男性から金地金3個を受け取った疑い
埼玉新聞によると、夫婦は2025年8月、金への投資を持ちかける話などを通じ、大阪市の男性から時価で合計約4830万円の金地金3個を受け取り、うち1個を翌日に約1720万円で売却した疑いが持たれている。
ここで示された4830万円は、対象となった3個の金地金の時価として報じられた額であり、売却された1個の額である1720万円とは数値の意味が異なる。
熊谷市の女性の被害も別件として捜査
さらに、55歳の妻と70歳の女については、2025年9月、警察官などを装う電話に関連して熊谷市の女性から金の延べ棒4個(時価約2190万円相当)を回収した疑いが報じられた。翌日に貴金属商社へ約2400万円で売却したとされる。
大阪市の件と熊谷市の件は被害者、時期、関与したとされる人物が異なる。売却額と時価を足し合わせて「被害総額」とするのは誤りだ。
確認できる人物の国籍は1人だけ
埼玉新聞の報道で韓国籍と明記されているのは、50歳の会社役員の男である。妻の55歳女性と70歳女性については、同じ国籍と推測できない。
3人に対する逮捕は刑事手続の始まりであり、起訴・有罪判決を示すものではない。今回確認できた範囲では3人の認否と、その後の司法判断は公表されていない。
金地金を使う特殊詐欺の特徴
金融資産の安全確認や投資話を口実に、現金ではなく地金を渡すよう指示する手口では、受け取った金を別の店に売却することで追跡が難しくなる可能性がある。
警察官や金融庁などの公的機関が、資産調査を名目に金地金を自宅で回収したり、郵便受けに入れるよう要求したりすることは通常の行政手続ではない。不審な要求があれば相手の指定した番号ではなく、警察相談専用電話「#9110」などへ確認したい。
よくある質問(FAQ)
Q. 逮捕された3人全員が韓国籍?
A. 確認した埼玉新聞の報道で韓国籍と明記されているのは50歳の男性のみ。他2人の国籍は確認できない。
Q. 被害額は1720万円?
A. 1720万円は大阪市の事件で金地金1個が売られたとされる額。3個の時価は約4830万円、別の熊谷市事件では4個の時価約2190万円と報じられている。
Q. 3人は有罪となった?
A. 逮捕が報じられた段階であり、起訴や判決は確認できていない。
編集部まとめ
高齢者らを狙う詐欺では、現金に加えて金地金や暗号資産が使われる。売却先の追跡、被害品の回収、送金や受け渡しの指示役の解明が重要となる。
日本人の財産を守るため、複数事件の金額を混同せず、逮捕容疑の範囲や共犯者の役割が明らかになるか注視する。
出典・参考資料
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