東京都八王子市で2026年3月、高級輸入車「ベントレー」が赤信号で停車中の車列に突っ込み、車7台に次々と衝突して男女6人に重軽傷を負わせた事件で、警視庁は8月4日、韓国籍の無職・宋竜巳(ソウ・リュウシ)容疑者(49)を過失運転致傷、傷害、器物損壊などの疑いで再逮捕した。
宋容疑者はSNSで約55万人のフォロワーを持つ自称インフルエンサーとして、高級車や旅行など豪華な生活を発信していた。一方、事故については「対立集団に追われていた」と供述しているとされるが、警視庁が防犯カメラ映像などを確認したところ、宋容疑者の車を追尾する不審車両は確認されていないと集英社オンラインが報じている。
さらに宋容疑者は、「車幅が広く、ぶつからずに通り抜けるのは難しいと分かっていた」「ミラーくらいは接触しても構わないと思ってアクセルを踏んだ」などと供述しているとされる。警視庁は、衝突の危険を認識しながら加速した点を重視し、単なる過失事故にとどまらないとして傷害容疑を適用したと報じられている。
ただし、集英社オンラインの記事には、容疑者の過去の自動車販売トラブルや「元ボンボン」「刺青男」といった人物描写も多く含まれる。これらは事故・逮捕容疑そのものとは別の取材情報であり、事件記事では事実関係と週刊誌的な人物評を分けて扱う必要がある。
新人記者ナルカ


事件の概要
- 発生日:2026年3月23日午前7時30分ごろ
- 場所:東京都八王子市暁町3丁目の国道
- 車両:高級輸入車「ベントレー」
- 被害:車7台に衝突
- 負傷者:男女6人
- 重傷者:30代男性が骨折
- 逮捕者:韓国籍の宋竜巳容疑者(49)
- 容疑:過失運転致傷、傷害、器物損壊など
- 事故後:ベントレーを乗り捨て徒歩で逃走
- その後:空き家敷地内で警察犬に発見され、邸宅侵入容疑で現行犯逮捕
赤信号で停車中の車列に次々衝突
集英社オンラインによると、事故は3月23日午前7時30分ごろ、八王子市暁町3丁目の片側2車線の国道で発生した。
宋容疑者はベントレーを運転中、赤信号で停止していた車列の間を強引に通り抜けようとし、第1車線の乗用車など3台に相次いで衝突。その後もアクセルを踏み込み、前方に停止していた別の車4台にも衝突した疑いが持たれている。
計7台が事故に巻き込まれ、乗っていた6人が負傷。テレビ朝日の報道では、30代男性が首の骨を折る重傷とされている。
事故後に車を乗り捨て逃走
事故後、宋容疑者は負傷者の救護や警察への通報をせず、約300メートル離れた場所にベントレーを乗り捨てて徒歩で逃走したとされる。
警視庁は警察犬を投入して追跡。約3時間半後、現場近くの空き家敷地内に潜伏していた宋容疑者を発見し、邸宅侵入の疑いで現行犯逮捕した。
その後、防犯カメラ映像などから事故当時の運転者と特定され、4月にはひき逃げ容疑で再逮捕。さらに8月4日、過失運転致傷や傷害などの疑いで3度目の逮捕となった。
「ぶつかる可能性は分かっていた」と供述
FNNや集英社オンラインによると、宋容疑者は「アクセルを踏み、7、8台くらいの車にぶつかりながら走り抜けた」と供述している。
さらに、「車幅が大きいため、ぶつからずに通過するのは難しいと分かっていた」「ミラーくらいは接触しても仕方ないと思ってアクセルを踏んだ」といった趣旨の供述も報じられている。
当初は運転自体を否認していたとされるが、その後、供述内容を変化させたという。
傷害容疑が適用された理由
通常の交通事故では、過失運転致傷罪が中心となる。
しかし集英社オンラインは、警視庁が「衝突の危険性を認識しながら加速させた点」を重視し、単なる過失事故にとどまらないとして傷害罪を適用したと報じている。
傷害罪が最終的にどのように評価されるかは、今後の起訴内容や裁判で判断される。再逮捕段階で、傷害罪の成立が確定したわけではない。
「対立集団に追われていた」と供述
宋容疑者は取り調べに対し、「反対勢力や対立集団に追われていた」と主張していると報じられている。
しかし、集英社オンラインによると、警視庁が防犯カメラ映像などを確認したところ、宋容疑者のベントレーを追走するような不審車両は確認されなかったという。
現時点で、対立集団による追跡が実際に存在したと裏付ける情報は確認されていない。
本人の供述と確認済み事実を分ける
「対立集団に追われていた」は容疑者側の供述。防犯カメラで追尾車両が確認されていないという報道とは分けて扱う必要がある。
事故車のベントレーは他人名義
集英社オンラインによると、事故を起こしたベントレーは宋容疑者本人の名義ではなく、当時オークションに出品されていた他人名義の車だったという。
ただし、宋容疑者がどのような経緯で車を運転していたのか、所有者との契約関係など詳細は現時点の報道では明らかになっていない。
SNSでは約55万人のフォロワー
宋容疑者はSNSで約55万人のフォロワーを集め、高級車や旅行、飲食などを発信する自称インフルエンサーとして活動していた。
FNNも、インスタグラムで高級車などを投稿していたと報じている。
集英社オンラインは、3000万円を超える高級車を販売店で「衝動買い」したように見せる動画も投稿していたが、実際には購入しておらず、見積もりを取っただけだったことが警視庁の捜査で判明したと報じている。
この部分は事故容疑とは直接関係せず、容疑者のSNS上の人物像に関する付随情報である。
「元ボンボン」「刺青男」は事実報道とは分ける
元記事では、宋容疑者について「元ボンボン」「刺青男」といった強い表現が使われ、過去の自動車販売を巡るトラブルや地元での人物評も紹介されている。
こうした人物描写は読者の関心を引く一方、今回の事故で問われている刑事責任とは別である。
刺青の有無、裕福な家庭環境、過去の人間関係だけで今回の事故の原因や犯罪性を説明することはできない。
国籍と事故原因は別問題
宋容疑者が韓国籍であることは報道で確認されている。
しかし、今回の事件で問われているのは、危険を認識しながら車を走行させた疑い、7台への衝突、負傷者の救護をせず逃走した疑いなど、個人の具体的行為である。
韓国籍や外国人であること自体が事故原因を説明するものではない。
一方、外国籍の容疑者による事件であっても、国籍を伏せる必要はない。報道された事実として国籍を示しつつ、民族・国籍全体への一般化を避けることが重要となる。
ひき逃げ事故で問われる救護義務
交通事故を起こして人を負傷させた場合、運転者には救護措置や警察への報告が求められる。
今回、宋容疑者は事故後に車を乗り捨てて逃走した疑いがあり、負傷者への救護を行わなかったと報じられている。
交通事故の責任は、衝突を起こしたことだけでなく、その後の救護や通報を適切に行ったかも重要な要素となる。
厳正な捜査を求める視点
7台に衝突し、6人を負傷させたうえで逃走した疑いが事実であれば、極めて危険性の高い行為である。
特に、本人が衝突の可能性を認識していたとの供述がある以上、警察・検察は過失事故としてだけでなく、故意に近い危険運転行為だったのかを慎重に立証する必要がある。
慎重な視点
宋容疑者は再逮捕段階であり、有罪判決は確定していない。
また、「対立集団」「過去のトラブル」「SNS上の演出」といった情報の一部は、捜査関係者や周辺取材に基づく報道であり、すべてが裁判で認定された事実ではない。
人物像と犯罪事実を混同せず、刑事責任については今後の起訴・裁判を確認する必要がある。
クロ助とナルカの視点


















編集部まとめ
- 再逮捕:警視庁は8月4日、韓国籍の宋竜巳容疑者(49)を過失運転致傷、傷害、器物損壊などの疑いで再逮捕した。
- 事故:2026年3月23日、八王子市の国道でベントレーが停車車列に突っ込み、計7台に衝突。6人が負傷した。
- 逃走:事故後、車を乗り捨て徒歩で逃走し、約3時間半後に空き家敷地で警察犬に発見された。
- 供述:「ぶつからずに通り抜けるのは難しいと分かっていた」「ミラーくらいは当たっても仕方ないと思った」との趣旨を供述したとされる。
- 対立集団:本人は「対立集団に追われていた」と主張する一方、防犯カメラでは追尾する不審車両は確認されていないと報じられている。
- 傷害容疑:警視庁は衝突の危険性を認識しながら加速した点を重視したとされる。
- SNS:宋容疑者は約55万人のフォロワーを持つ自称インフルエンサーとして高級車などを発信していた。
- 注意:「元ボンボン」「刺青男」「過去のトラブル」などは人物描写であり、今回の刑事責任とは切り離して評価する必要がある。
出典
- 集英社オンライン「〈ベントレー追突〉『対立集団に追われていた…』と供述も追尾車両はナシ」2026年8月10日
- 集英社オンライン「〈ベントレー追突〉『ぶつかる可能性は分かっていた』韓国籍の刺青男が7台に衝突し逃走」2026年8月6日
- テレビ朝日「高級車が車7台に衝突 6人にけがさせた疑いで運転の男逮捕」2026年8月4日
- FNNプライムオンライン「ベントレー衝突させ停車させずに乗り捨てる 逃走した韓国籍男を逮捕」2026年8月4日













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