第76回NHK紅白歌合戦で、K-POPグループが披露した楽曲を巡り、放送時刻や歌詞表現が広島原爆投下時刻を想起させるとして、SNS上で批判が広がった。NHKは事前に原爆軽視の意図はないと確認した上で出演を認めたが、戦後80年という節目の年における公共放送の配慮のあり方が改めて問われている。
目次
何が問題視されたのか
問題となったのは、パフォーマンスが放送された時刻が午前8時15分前後で、広島原爆投下の時刻とほぼ一致していた点だ。さらに、歌詞中の「Beat drop with a big flash」という表現が、原爆の爆発を連想させるという指摘がX(旧Twitter)上で相次いだ。
これにより、「偶然にしては配慮が欠けている」「公共放送として不適切ではないか」といった批判が拡散した。
過去の経緯と反発の背景
今回の出演を巡っては、グループの中国人メンバーによる過去の発言・投稿を問題視する声もあり、出場に反対する署名は事前に14万筆を超えていた。こうした経緯があったことも、放送後の反発を増幅させた要因とみられる。
NHKと事務所の説明
NHKは、所属事務所に対し原爆軽視や政治的意図がないことを事前に確認した上で出演を判断したとしている。また、歌詞についても特定の歴史的出来事を指すものではないとの説明を受けていたという。
擁護と反論の声
一方で、批判に対しては反論も多い。EDMやダンスミュージックにおいて「flash」や「beat drop」は、照明やカメラフラッシュ、音楽演出を指す定番表現であり、原爆と結び付けるのは過剰解釈だとする声もある。
また、「放送時刻と歌詞を結び付けるのは陰謀論的だ」として、冷静な議論を求める意見も見られた。
論点はどこにあるのか
今回の騒動は、楽曲そのものの問題というよりも、
- 公共放送としての象徴的配慮
- 戦後80年という歴史的文脈
- 視聴者の感情と説明責任
といった要素が重なったことで生じたと言える。
クロ助とナルカの視点
新人記者ナルカ偶然だとしても、8時15分って時間はやっぱり敏感になるよね。



そうにゃ。意図がなくても、公共放送は「どう受け取られるか」まで考える立場にあるにゃ。



でも、何でも原爆に結びつけるのも違う気がする…。



そこが難しいところにゃ。配慮と過剰解釈、その線引きが今の社会では特に問われているにゃ。
編集部でまとめ
- 紅白歌合戦の演出が、原爆投下時刻と重なったことで批判が拡大。
- NHKは意図の不存在を確認していたが、説明不足との指摘もある。
- 戦後80年の節目に、公共放送の象徴性と配慮の在り方が改めて問われた。











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