JR北浦和駅西口ロータリーで10月3日、投資会社関係者を装った人物が女性(61)に現金1千万円を要求。交流サイト(SNS)で「税金を払わないと投資資金を引き出せない」などと誘導し、現金をだまし取ろうとした詐欺未遂容疑。警察は氏名不詳者と共謀した疑いも視野に捜査を進めている。

駅前で1千万円…どうやって止められるの?



現場での声かけと通報が決め手になるにゃ。直前での相談が命綱にゃ。



うまい話には裏がありますので、SNSを利用した取引は注意が必要ですね
目次
事件概要
- 容疑:詐欺未遂(刑法246条等、未遂は同250条)
- 期間:8月23日〜10月3日(SNSで反復勧誘/10月3日に受け取り企図)
- 場所:JR北浦和駅西口ロータリー(埼玉県さいたま市浦和区)
- 被害対象:志木市の女性(61)
- 勧誘文言例:「お父さんに教わって投資をしている。お金を出せばやってあげる」「税金を払わないと投資で得た資金を引き出せない」
時系列
日時 | 出来事 |
---|---|
8月23日 | SNS上で接触開始、投資名目の勧誘 |
8月下旬〜 | 「税金・手数料」の先払いを要求するメッセージが段階的に提示 |
10月3日 | JR北浦和駅西口で現金1千万円の受け取りを企図(未遂) |
手口の特徴
- 投資収益の出金条件として「税金」「手数料」の先払いを要求
- 駅前など人通りの多い場所で現金の手渡しを指定
- 氏名不詳者と役割分担(指示役/受け子)が想定される
関係法令の要点
- 詐欺(刑法246条):人を欺いて財物を交付させる行為
- 未遂(刑法250条):実行に着手したが既遂に至らない場合も処罰
- 組織的関与が強い場合、組織犯罪処罰法の適用検討余地
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防止策と実務アドバイス
- 「税金を払えば出金できる」は典型的詐欺トーク。即遮断。
- SNSやメッセージアプリでの投資勧誘は一律で慎重対応。
- 現金手渡し・ギフトカード購入・暗号資産送付を求められたら通報。
- 迷ったら#9110へ相談。家族や勤務先とも早めに共有。



見抜くコツってありますか?



今日中などの急かしと、先払い要求は赤信号にゃ。正規の金融機関はそんな運用をしないにゃ。
相談窓口
- 警察相談専用電話 #9110
- 消費者ホットライン 188
- 金融庁 投資トラブル相談窓口(平日)
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編集部まとめ
- SNS起点の投資名目→駅前手渡しというオンラインとオフラインの連結手口。
- 「税金払えば出金可」は虚偽の典型。迷った時点で相談が被害最小化の近道。
- 地域では駅前の見守りと自治体の多言語注意喚起が実効的。
出典・一次情報
県警リリース/警察庁 特殊詐欺対策ページ/銀行法/Yahooニュース(2025/10/7)
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