中国から日本へ実弾を発射できるプラスチック製拳銃を複数回密輸したとして、中国籍の容疑者(46)が銃刀法違反(加重所持・輸入)などの疑いで逮捕された。拳銃は玩具を装って航空貨物に紛れさせて輸入されていた。
新人記者ナルカ“プラスチック製なのに実弾発射可能”ってすごく危険だね…。



外見はおもちゃでも、銃身が貫通していれば立派な銃器にゃ。密輸ルートの解明が焦点にゃ。
目次
事件の概要
- 期間:2024年5月〜10月
- 容疑者:中国籍の容疑者(46)
- 手口:航空貨物に「玩具」と偽装し密輸
- 押収品:上下二連式プラスチック製拳銃24丁(実弾発射可能)
- 共犯:東京都の会社役員、大阪府の自営業者ら(玩具としてネット販売)
- 販売価格:約3000円/丁
拳銃は上下二連式で、一見玩具のような外観だが、銃身が貫通しており実際に弾丸を撃てる構造だった。
事件発覚の経緯
県警によるサイバーパトロールが発端。 ネット上で「玩具銃」として販売されていた商品の構造に不審点があり、購入者への追跡や販売元調査を通じて密輸ルートが判明した。
不正ルートの特徴
- 中国からの少量多回数の密輸
- 第三者の日本人販売者がネットで偽装販売
- 玩具分類で税関検査を通過させていた可能性
国内流通量は「1万5000丁以上」の可能性
警察は押収分以外にも、同型拳銃が国内で多数流通しているとみており、 推計で1万5000丁以上が市中に存在する恐れを指摘している。
- 強度は高くないが、至近距離では殺傷力がある
- 犯罪利用のリスクが極めて高い
- 子どもが誤って扱う可能性もある
警察は「安全性が確認できないため絶対に使用しないこと」として回収を呼びかけている。
密輸対策とサイバー監視の重要性
- 航空貨物に紛れた“偽装玩具”の摘発強化が急務
- 越境EC(海外通販)を悪用した密輸は増える傾向
- 国内でのネット拡散が実質的な“販売網”となるリスク
- 訪問販売・フリマアプリなど非正規ルートも監視対象
- 日本の治安維持のため税関・警察の連携強化が不可欠
クロ助とナルカの視点



3000円で“銃”が買えてしまうのって、ちょっと怖いね…。



価格の安さと玩具風の外観が危険にゃ。子どもが誤って扱うケースも警戒が必要にゃ。
編集部でまとめ
- 中国籍の容疑者が上下二連式の実弾発射可能な拳銃24丁を密輸し、共犯がネット販売していた。
- 類似銃器は1万5000丁以上が国内流通の恐れ。
- 越境ECを悪用した密輸対策と回収体制強化が課題。











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