任期満了に伴う川口市長選は1日、投開票が行われ、無所属の前県議・岡村ゆり子氏(44)が初当選を果たした。3期12年にわたり市政を担った奥ノ木信夫前市長の引退を受け、過去最多となる新人6人が立候補する激戦となったが、「市民目線の完全無所属」を掲げた岡村氏が競り勝った。
投票率は40.98%と、過去最低だった前回(21.67%)から19.31ポイント上昇し、ほぼ倍増した。外国人問題を含む市政課題への関心の高まりが、投票行動に反映された形だ。
選挙結果の概要
- 当日有権者数:47万5521人
- 投票率:40.98%(前回21.67%)
- 立候補者数:6人(全員新人)
- 当選:岡村ゆり子氏(無所属)
6人が争った異例の選挙戦
今回の市長選は、元県議、元市議、企業経営者、医療・介護関係者など、多様な経歴の候補が顔をそろえた。争点は、
- 外国人住民との共生と生活ルール
- 市民の不安解消と治安・秩序
- JR上野東京ラインの川口駅停車構想
など、市民生活に直結するテーマが中心だった。
岡村氏が支持を広げた要因
岡村氏は選挙戦で「市民目線の完全無所属」を強調。前市長の次女という知名度を生かしつつ、政党色を前面に出さない戦い方を貫いた。
外国人問題については、「多文化共生の先進事例を目指す」と語る一方、外国人市民に対する生活ルールの徹底を掲げ、市民の不安解消を重視する姿勢を示した。
また、JR川口駅停車構想については、「市の負担が過大であれば見直す必要がある」と述べ、慎重姿勢を崩さなかった。
投票率が示した市民意識の変化
前回選挙では20%台に沈んだ投票率が、今回は40%を超えた。これは単なる首長交代ではなく、
- 外国人問題への関心
- 市政の方向性への不安
- 「誰が市長になるか」で街の雰囲気が変わるという実感
が、市民の間で共有された結果とみられる。
今後の注目点
岡村新市長にとって、最大の課題は「無所属市長としての市政運営」だ。議会との調整、外国人問題への具体的対応、国・県との連携など、実務面での手腕が早期に問われる。
選挙で示された市民の関心の高さに、どこまで具体策で応えられるかが、今後の評価を左右する。
クロ助とナルカの視点から
新人記者ナルカ




















編集部でまとめ
- 川口市長選は新人6人の混戦を制し、岡村ゆり子氏が初当選。
- 投票率は40.98%と前回から大幅に上昇。
- 外国人問題を含む生活密着型の争点が、市民の関心を集めた。
今回の選挙結果は、川口市民が「市政の現実」に向き合い始めたことを示している。新市長の一挙手一投足が、全国から注目されることになりそうだ。











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