金属くず置き場から銅チップや銅線を繰り返し盗んだとして、ベトナム国籍の男5人が窃盗などの疑いで逮捕された。警察によると、グループは福岡県や山口県などで41トン(総額約5660万円)もの金属を盗んだとみられ、広域的かつ組織的な犯行と判断されている。
新人記者ナルカ41トンって、聞いた瞬間にスケールが大きすぎて驚いたよ…。



金属窃盗は近年増えているにゃ。銅は転売価値が高く、犯罪グループが狙いやすいにゃ。
目次
事件概要
- 逮捕者:ベトナム国籍の男5人(26〜30歳など)
- 主な容疑:窃盗、建造物侵入
- 主犯格:グエン・ヒュー・チュオン容疑者(26)、チャン・マイン・ハン容疑者(30)
- 押収・被害:銅チップ約8トン(山口県下関市)、その他銅線など合計41トン
- 被害総額:約5660万円
- 犯行期間:2023年6月〜2024年1月(約7か月間で17回)
- 地域:福岡県・山口県など広域
捜査の経緯
| 2023年6月 | 福岡県内で金属窃盗が連続発生 |
| 2023年9月 | 山口県下関市で銅チップ約8トンの窃盗事件 |
| 2023年〜2024年1月 | 広域で同種犯行が続発、被害が累積 |
| 1年半の捜査 | グループの関与が判明、5人の逮捕へ |
犯行手口と組織性
- 金属くず置き場に夜間侵入し、銅製品を大量に盗む
- 盗品は近くの林などに一時保管
- 指示役からの連絡で別の人物が回収
- 最終的に愛知県の買い取り業者へ運搬し換金
複数の県にまたがる広域犯罪であり、役割分担が明確な点から組織的な犯行とみられている。
なぜ銅が狙われるのか
銅は電線・建材などに使われ、国際相場でも高値が続いている。近年は金属価格上昇に伴い、国内外で銅線盗難が急増しており、犯行グループが参入しやすい市場となっている。鉄くず業界では防犯体制の強化が急務となっている。
クロ助とナルカの視点



盗んだ金属を林に置いておくって、なかなか大胆な手口だね…。



隠しておいて後から運び出す“二段構え”の手口にゃ。組織犯罪の特徴でもあるにゃ。



広域で17回も続いてたのか…被害企業は大変だね。



警備費用の増大や操業への影響も大きいにゃ。地域産業への打撃は無視できないにゃ。
編集部まとめ
- ベトナム籍の5人が41トン・総額5660万円もの金属窃盗で逮捕され、広域かつ組織的な犯行とみられる。
- 銅価格の高騰を背景に、金属窃盗は全国的に増加傾向にある。
- 国益的には、金属リサイクル業界の防犯強化、外国人犯罪グループへの対策、売買過程の透明化が課題となる。
出典
- 福岡県警・山口県警(2025年発表)
- KBC(2025年112月12日)











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