インバウンド観光客が多く訪れる奈良市内や大阪・万博会場周辺で、観光客ら約100人から財布を盗んだとして、中国籍(41)が新たに書類送検された。警察は「日本はスリがしやすい」と供述していると明らかにし、手口の常習性を確認している。
新人記者ナルカ“日本はスリがしやすい”ってどういうこと…?治安がいい国だから油断されやすいってこと?



そうにゃ。観光地ではスマホ撮影や荷物を開けっぱなしにする人が多く、狙われやすいにゃ。油断は禁物にゃ。
目次
事件概要
- 発生時期:2025年7月〜9月
- 場所:奈良市内、大阪・万博会場周辺
- 容疑:窃盗(スリ)
- 容疑者:中国籍 無職 (41)
- 被害者数:新たに98人、既に逮捕・起訴された分と合わせ約100人以上
- 被害額:約548万円相当
- 供述:「日本はスリがしやすい」
手口と捜査の経緯
警察が公開した映像には、被告が観光客の背後からカバンに手を入れ、財布を抜き取る様子が映っていた。人混みの多い万博会場や、大型観光地の奈良公園周辺が狙われたとみられる。
| 2025年7月〜9月 | 奈良市や万博会場でスリ被害が相次ぐ |
| 9月 | 田被告を窃盗容疑で逮捕・起訴 |
| 12月5日 | 新たに98人分の被害で書類送検 |
法令・刑罰
- 窃盗罪(刑法235条):10年以下の懲役または50万円以下の罰金
- 常習の場合は量刑が加重され得る
- 外国籍の場合、刑事罰確定後に退去強制の可能性あり(入管法)
観光地への影響と課題
奈良や万博会場はインバウンド観光客が集中するエリアであり、観光客の「防犯意識の低さ」を狙った犯行がしばしば問題となっている。今回の事件は、観光地の混雑や警戒の緩みによるリスクが浮き彫りとなった。
自治体や警察は、防犯カメラの拡充や多言語の注意喚起を強化する必要性があると指摘されている。
クロ助とナルカの視点



観光地でのスリ、外国人観光客も多いから見つけるの難しそう…。



人混みは犯罪者にとって“隠れ蓑”になりやすいにゃ。観光地では特に警戒が必要にゃ。



日本の治安の良さも、逆に弱点になってるってことか…。



そうにゃ。油断が広がると犯罪が入り込みやすくなるにゃ。国際観光地として対策が急務にゃ。
編集部まとめ
- 被告は観光地で約100人以上から財布を盗んだ疑いで書類送検され、「日本はスリがしやすい」と供述している。
- 観光地特有の“人混み+油断”を利用した手口で、インバウンド増加に伴う新たな治安課題が浮上している。
- 国益的には、観光立国として安全対策や多言語防犯啓発の強化が不可欠である。











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