兵庫県加西市でベトナム国籍の男2人を強盗致傷容疑で逮捕

兵庫県警国際捜査課と加西署、姫路署は26日、加西市の住宅で男性を殴り、現金を振り込ませたとして、ベトナム国籍の派遣社員の男（35）兵庫県小野市と、解体作業員の男（34）姫路市を強盗致傷の疑いで逮捕した。２人は容疑を否認しているという。

事件概要

• 発生日：2025年8月26日午後9時15分〜48分頃
• 発生地：兵庫県加西市
• 容疑：強盗致傷（刑法240条）
• 逮捕：ベトナム国籍の男（35）・ベトナム国籍の男（34）
• 内容：男性（25）の頭部を殴るなどして軽傷を負わせ、男性知人に現金約10万円を口座に振り込ませた疑い
• 供述：2人は容疑を否認

経緯・時系列

2025年8月26日	加西市の住宅で被害発生。殴打・金銭振込を要求
同日	被害届受理、県警が捜査開始
2025年11月26日	ベトナム国籍の男2人を強盗致傷容疑で逮捕

背景と捜査状況

加西署によると、派遣社員の男は「貸していた金の取り立て」が目的だったと説明。一方で強盗致傷に該当する可能性が高いとして、同行の氏名不詳者2人の関与を含め捜査が続いている。

関連事件：不法残留で別の男を現行犯逮捕

同署などは、現場関係者と行動を共にしていたベトナム国籍のアルバイトの男（27）＝姫路市＝を、入管難民法違反（不法残留）の疑いで現行犯逮捕。職務質問で在留期限切れが判明した。強盗致傷事件との関連も調べている。

法令・刑罰

• 刑法240条：強盗致傷は5年以上の有期懲役
• 入管法70条：不法残留は3年以下の懲役または300万円以下の罰金
• 強制退去・再入国禁止の対象となる可能性

クロ助とナルカの視点

編集部でまとめ

1. 加西市でベトナム国籍の男2人が強盗致傷容疑で逮捕。貸金トラブルを背景とする可能性。
2. 容疑を否認しており、共謀した氏名不詳者2人の行方も捜査中。
3. 関係者の中に不法残留者も確認され、在留管理上の課題が浮き彫りに。

出典

• 神戸新聞（2025年11月26日報道）
• 兵庫県警 国際捜査課／加西署／姫路署