愛知県警は、タクシー営業の許可を得ずにベトナム人客を有料で送迎したとして、ベトナム国籍の男を道路運送法違反（無許可営業）の疑いで逮捕した。いわゆる「白タク」行為で、県内では今年6月以降、同国籍の摘発が7人目となる。
ナルカ白タクって、どんな罪になるの？
クロ助旅客運送の許可なしで有料送迎する行為にゃ。道路運送法で「無許可営業」として罰則があるにゃ。安全面でも問題視されてるにゃ。
目次
事件の概要
- 発生日：2025年11月2日
- 発生場所：中部国際空港～名古屋市名東区など
- 容疑：道路運送法違反（無許可営業）
- 被疑者：ベトナム国籍 容疑者（30）＝愛知県半田市在住
- 内容：空港からベトナム人男女4人を自宅まで車で送迎し、料金を受け取ろうとした疑い
- 運賃：通常タクシー約1万8,000円→3,000円で運送を約束
- 供述：「間違いありません」と容疑を認めている
愛知県警の見解
愛知県警によると、ベトナム人同士のSNSグループで「格安送迎」を宣伝し、旅行者や技能実習生などを主な対象としていた可能性があるという。6月以降の県内摘発は7人目で、空港周辺での取り締まりを強化している。
法令と刑罰
- 道路運送法第4条・第96条（無許可営業）：国土交通大臣の許可なしに有償で旅客を運送した場合、3年以下の懲役または300万円以下の罰金。
- 運転者が外国人の場合、在留資格の「活動範囲外労働」に該当する可能性があり、入管法違反にも問われることがある。
背景と社会的影響
愛知県では中部国際空港（セントレア）を拠点に、外国人労働者や旅行者による白タク行為が後を絶たない。安全基準を満たさない車両や、無保険運行のリスクがあり、事故時の補償も不十分なケースが多い。県警と中部運輸局は多言語での注意喚起を進めている。
ナルカ利用する人も危ないよね。安くても保証がないのか。
クロ助そうにゃ。事故やトラブル時に保険が効かないケースもあるにゃ。利用者も摘発対象になることがあるにゃ。
編集部でまとめ
- 愛知県半田市のベトナム国籍の男（30）が無許可で外国人4人を空港から送迎し逮捕。
- 通常運賃の約6分の1で引き受け、SNS経由で利用者を募集していたとみられる。
- 県警は外国人コミュニティでの「白タク行為」取締りを強化し、再発防止へ多言語啓発を進めている。
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