県内の70代男性から約1,286万円相当の「金(ゴールド)」をだまし取ろうとしたとして、台湾国籍の男が詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕された。警察は「だまされたふり作戦」で犯行現場を押さえ、外国人を含むグループによる特殊詐欺事件として捜査している。
ナルカ現金じゃなくて金を狙ったんだね。最近増えてるの?



そうにゃ。現金の代わりに資産価値が高い金を狙う詐欺が増えてるにゃ。追跡されにくいからグループが利用してるにゃ。
目次
事件の概要
- 発生日:2025年10月15日~同月下旬(犯行計画期間)
- 発生地:県内(詳細非公表)
- 容疑:詐欺未遂(刑法第246条)
- 被疑者:台湾国籍 ズォン・リーチェン容疑者(25)
- 被害者:県内在住の70代男性
- 被害額:時価約1,286万円相当(未遂)
- 逮捕:警察の「だまされたふり作戦」による現行犯逮捕
犯行の手口
ズォン容疑者らは、警察官を装って「あなたの口座が犯罪に使われている」「現金を金に替えて保管してください」などと電話でうそをつき、男性に高額の金を購入させた上で回収を図った。男性が不審に感じて警察に通報し、警察が金を入れていない紙袋を準備して見張る「だまされたふり作戦」で逮捕に至った。
警察の捜査
警察はズォン容疑者が外国人詐欺グループの「受け子」役だったとみて、背後に指示役が存在する可能性を調べている。入管庁とも連携し、来日時の経路や通信履歴を追跡している。
法令・刑罰
- 刑法第246条(詐欺罪):10年以下の懲役。
- 未遂罪(刑法第250条):未遂も罰する。
- 外国人が関与した場合、刑期終了後に退去強制となる可能性がある。
背景と社会的影響
「だまされたふり作戦」は全国で成果を上げており、2025年上半期だけで摘発件数は前年比12%増。警察庁によると、受け子・出し子役として外国人が関与するケースも増えている。高齢者を狙った「金地金型詐欺」は資産防衛意識の高まりを逆手に取る新しい手口とされる。



被害にあった人が相談したのが早かったんだね。



そうにゃ。すぐ通報したことで未遂で止められたにゃ。警察の現場対応も的確だったにゃ。
編集部でまとめ
- 台湾国籍の男が警察官を装い、70代男性から金1,286万円分をだまし取ろうとしたが未遂で逮捕。
- 「だまされたふり作戦」で現行犯逮捕に成功。外国人詐欺グループ関与の可能性も。
- 金地金を狙う詐欺が新たな手口として広がっており、警察は警戒を呼びかけている。
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