東京電力福島第一原発事故で全町避難となった福島県浪江町で、フランス人ユーチューバーとみられる男性が空き家などに入り撮影した動画を投稿した。動画には立入禁止区域付近での撮影シーンもあり、地元住民から不安や批判の声が上がっている。警察は現時点、具体的な捜査情報を明らかにしていない。
新人記者ナルカ立入禁止の場所に入ってたの?



報道では「空き家に入り込んでいる様子」とされるにゃ。実際に立入制限区域かどうか、現地映像の位置確認が焦点にゃ。
目次
動画の概要
- 投稿者:フランス人男性ユーチューバー(登録者約99万人)
- 投稿日:2025年10月16日
- 動画時間:約10分30秒(英語で説明「福島にいる」)
- 撮影地推定:福島県浪江町(原発事故で全町避難となった地域)
- 再生数:約10万回(18日昼時点)
関係法令・留意点
- 刑法130条(住居侵入)および特措法に基づく立入制限区域に該当する場合、不法侵入となる可能性。
- 現段階では「推定地」「映像上の行為」の範囲であり、警察の確認待ち。
- 投稿映像に写る建物・個人宅等の権利侵害の懸念あり。
地域の反応
- 浪江町関係者「震災被害の記録は重要だが、無断侵入は容認できない」
- SNSでは「廃墟観光のように扱うのは不適切」との批判と、「被災地を世界に発信する意義もある」との意見が交錯。
- 町内では立入制限や帰還困難区域の周知徹底を改めて求める声も。
クロ助とナルカの視点から



ナルカ:こういう動画って犯罪になるの?



クロ助:場所が「帰還困難区域」や「私有地」なら、住居侵入や特措法違反の可能性があるにゃ。ただし現時点では捜査情報が出ていないにゃ。



ナルカ:被災地として撮ること自体は悪いの?



クロ助:問題は「方法」にゃ。取材や記録なら自治体の許可や同行が必要にゃ。無断立入りや撮影は、地域再生の努力を損ねるリスクもあるにゃ。
編集部でまとめ
- 動画投稿:10月16日に浪江町とみられる地域で撮影した動画を公開、再生数10万回超。
- 課題:空き家侵入・立入区域の有無を含め、現地確認と法的評価が焦点。
- 国益的示唆:被災地の記録発信は重要だが、外国人観光・取材者への立入ルール周知が必要。
出典
- 朝日新聞(2025年10月18日)「フランス人ユーチューバー、福島で空き家侵入疑い 地元に不安」
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