イタリア国籍の自称モデルの男 タオルに覚醒剤を染み込ませ密輸したとして　逮捕・起訴

関西空港で、タオルに覚醒剤を染み込ませ密輸したとして、イタリア国籍の自称モデルの男（24）が逮捕・起訴された。大阪税関によると、押収された覚醒剤は約6.7キログラム、末端価格約3億9千万円相当。発生は6月。マレーシアから一人で入国した際、税関職員が不審に思い検査したところ発覚した。

事件概要

覚醒剤取締法違反（営利目的輸入）などの罪で逮捕・起訴されたのは、イタリア国籍で自称モデルのモウディニ・ファロック被告（24）。6月、マレーシアから関西空港に到着し、スーツケース内にタオルを収納。そのタオルに染み込ませた覚醒剤約6.7キロ（末端価格3億9千万円相当）を密輸しようとしたとされる。

用語定義・法令

• 罪名：覚醒剤取締法違反（営利目的輸入）／関税法違反
• 根拠法：覚醒剤取締法41条の2（営利目的輸入）／関税法109条
• 定義補足：薬物を液状化して繊維等に染み込ませる手口は「液体密輸」と呼ばれ、検査体制強化が進む。

年表・時系列ミニ表

2025年6月	マレーシアから関空に到着
同日	税関職員が不審視→スーツケース検査で発覚
2025年10月16日	大阪税関・大阪府警が発表、起訴確認

発生場所

大阪府 泉佐野市 関西国際空港 税関検査場

関係者

• 被疑者：イタリア国籍 モウディニ・ファロック被告（24）＝自称モデル
• 捜査機関：大阪税関／大阪府警 組織犯罪対策課

容疑・法令名

覚醒剤取締法違反（営利目的輸入）／関税法違反

経緯・時系列

• マレーシアから一人で入国
• 荷物の内容・経路から税関が不審に感じ検査
• タオルに覚醒剤を染み込ませ密輸していたことが判明
• 大阪府警・税関が共同捜査し逮捕・起訴

警察・税関の公式発表

大阪税関が10月16日付で発表。税関の分析で液体状覚醒剤を含む複数のタオルを押収し、鑑定で約6.7kg分の覚醒剤が検出された。

内部関連記事：関西空港でコカイン密輸疑い CTで多数包み映る 末端3947万円規模 ブラジル籍逮捕

クロ助とナルカの視点から

編集部でまとめ

1. 事実確認：覚醒剤約6.7kg（末端3.9億円）をタオルに染み込ませ密輸。6月発覚、10月発表。被告はイタリア国籍・自称モデル。
2. 地域影響：関空では液体密輸が続発。税関・府警の連携強化が求められる。
3. 国益的示唆：日本は国際密輸の中継地リスクを抱える。AI検査や国際捜査協力を通じた早期遮断が不可欠。

出典（一次資料と報道）

• 大阪税関「令和7年10月15日付 覚醒剤取締法違反事犯を告発」関西空港税関支署発表
• MBS NEWS「覚醒剤約6.7キロをタオルに染み込ませ密輸か イタリア国籍の男逮捕・起訴」2025年10月16日
• Yahooニュース「覚醒剤 約6.7キロ密輸か イタリア人の男を逮捕」2025年10月16日

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