岩手県警は16日、入管難民法違反(不法残留など)の疑いでベトナム国籍の男女13人を逮捕したと発表した。うち11人は技能実習生として入国後に失踪したとみられる。不法就労の場を提供した中国人ブローカーが関与した疑いもあり、県警は不法就労助長容疑での立件を視野に捜査を進めている。
新人記者ナルカまた技能実習生の失踪事件か…。



岩手だけで13人にゃ。背後には中国人ブローカーと農場経営者が関与していた可能性があるにゃ。
目次
事件概要
- 発表日:2025年10月16日
- 摘発機関:岩手県警・東京出入国在留管理局・仙台出入国在留管理局
- 逮捕者:ベトナム国籍の男女13人(21~46歳)
- 容疑:入管難民法違反(不法残留・資格外活動)
- 背景:技能実習として入国後、在留期間満了後に失踪したとみられる
- 関与者:中国人ブローカーが県内農業に不法就労者を斡旋した疑い
経緯・時系列
| 2024〜2025年 | 技能実習で入国したベトナム人らが在留期限を超過し、県内農場で就労 |
| 2025年10月上旬 | 岩手県内の農業関係者から「不審なグループが働いている」と通報 |
| 10月16日 | 県警と入管当局が合同で摘発、ベトナム人13人を逮捕 |
| 同日 | 入管局が関連先で中国人・タイ人ら18人を摘発、不法就労助長を視野 |
法令と制度の整理
- 入管難民法第70条:不法残留・資格外活動の禁止。
- 第73条の2:不法就労助長罪(3年以下の懲役または300万円以下の罰金)。
- 技能実習制度:失踪実習生は全国で約9,000人(2024年法務省統計)に上る。
クロ助とナルカの視点



技能実習生って、どうして失踪しちゃうの?



低賃金や長時間労働、契約違反などで不満を抱くケースが多いにゃ。仲介業者やブローカーに再就労を誘われることもあるにゃ。



ブローカーの責任は重いの?



不法就労助長罪に問われるにゃ。労働者だけでなく、斡旋側を厳しく取り締まる流れに変わってきたにゃ。
編集部でまとめ
- 事実確認:岩手県でベトナム人13人を不法残留容疑で逮捕、背後に中国人ブローカー。
- 捜査焦点:不法就労助長の実態と全国的ネットワークの有無。
- 国益的示唆:実習制度の脆弱性とブローカー対策の強化、受け入れ側の監督責任が問われる。
出典
- 産経新聞(2025年10月16日)「不法残留でベトナム人13人逮捕 農業ブローカー関与か」
- Yahooニュース「入管難民法違反 岩手県警と入管局が連携摘発」
- 法務省 出入国在留管理庁 統計資料(2025年版)
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