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「ニセ警察詐欺」グループのトップら3人を逮捕。中国籍の男(38)を含む組織的詐欺で約50億円詐取か。

警察装う特殊詐欺で中国籍ら3人逮捕 被害約50億円 2025年10月
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警察官を装い現金をだまし取る「ニセ警察詐欺」グループのトップら3人が逮捕された。警視庁によると、中国籍の男(38)=東京都江東区辰巳=ら男女3人が組織的に詐欺を行い、約500人から計約50億円を詐取した疑いがある。一部資金は中国人富裕層による日本の高級マンション購入の手付金に流用されたとみられる。

新人記者ナルカ
警察を名乗る詐欺って、まだこんなに多いの?
編集長クロ助
実在の捜査機関を装う特殊詐欺は依然多いにゃ。高齢者を狙う電話型の「警察詐欺」が近年、国際化しているにゃ。

内部関連記事:特殊詐欺未遂でマレーシア籍2人逮捕 与板地域の通報相次ぐ

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事件概要

警視庁組織犯罪対策特別捜査隊などは17日、カンボジアを拠点とする詐欺グループのリーダー格で、中国籍の会社員の男(38)と中国籍の女(34)、ベトナム国籍の女(27)の計3人を逮捕。容疑は組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺・犯罪収益隠匿)。

用語定義・法令

  • 罪名:組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺・犯罪収益隠匿)
  • 根拠法:組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律 第3条・第9条
  • 定義補足:詐欺罪(刑法246条)をグループで反復・計画的に行う場合、組織的詐欺として加重処罰対象となる。

年表・時系列ミニ表

2024年下半期~2025年1月カンボジア拠点で日本人高齢者ら約500人から詐取(警視庁推計)
2025年10月17日警視庁が中国籍の男(38)ら3人を逮捕・発表
同日押収資料に高級マンション購入関連書類、資金流用の可能性を確認

発生場所

海外拠点:カンボジア(プノンペン)/日本側の被害地:全国各地(警視庁管内中心)

関係者

  • 被疑者:中国籍 男(38)=会社員、東京都江東区辰巳
  • 共犯:中国籍 女(34)、ベトナム国籍 女(27)
  • 捜査機関:警視庁 組織犯罪対策特別捜査隊

容疑・法令名

組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺・犯罪収益隠匿)

経緯・時系列

  • 警察官を装い「あなたの口座が犯罪に使われた」などと電話
  • 現金を預からせる名目で全国の高齢者から計約50億円を詐取
  • 詐取金の一部はカンボジア経由で暗号資産や不動産投資に流用
  • 国内関係先の押収で高級マンションの手付金支払い記録を確認

警察・自治体の公式発表

警視庁は17日午前に逮捕を発表。報道によれば、グループの日本側幹部を今後も追及し、詐取金の送金経路を捜査する方針。

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クロ助とナルカの視点から

新人記者ナルカ
「ニセ警察詐欺」ってどんな手口?
編集長クロ助
実在の警察・金融庁・検察を装い「口座が悪用された」などと信じ込ませ、現金を直接回収するにゃ。電話口で指示する国際型も増えているにゃ。
新人記者ナルカ
なぜカンボジア拠点が多いの?
編集長クロ助
通信環境が整っていて摘発を逃れやすいにゃ。日本警察は現地当局と連携を強化してるにゃ。

編集部でまとめ

  1. 事実確認:カンボジア拠点の詐欺組織トップら3人を逮捕。被害総額約50億円。
  2. 社会的影響:特殊詐欺の国際化が顕著。被害金が不動産など実物資産に転用される構図。
  3. 国益的示唆:国外拠点型詐欺に対し、捜査共助条約の実効化と送金経路の監視強化が必要。

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出典(一次資料と報道)

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