2025年9月13日未明、愛知県豊明市三崎町の県道で、原付バイクを運転していた女性(当時29歳)が軽乗用車に追突される事故が発生しました。女性は頭部などを強く打ち意識不明の重体となり、加害車両は現場から逃走。23日、ブラジル国籍の男(31)が道路交通法違反(ひき逃げ)などの疑いで逮捕されました。
事件発生の経緯
事故は9月13日午前1時頃、豊明市三崎町の県道で発生しました。原付バイクを運転していた女性の後方から軽乗用車が接近し、追突。その衝撃で女性は転倒し頭部などを負傷しました。救急搬送されたものの、依然として意識不明の重体が続いています。
事故後、加害車両は救護や通報を行わず、そのまま逃走しました。警察は周辺の防犯カメラ映像や現場の目撃情報をもとに捜査を進め、車両と容疑者の特定に至りました。
容疑者の身柄確保と認否
逮捕されたのは、ブラジル国籍(31、自称アルバイト)。容疑者は23日に愛知県警により逮捕され、調べに対し「事故を起こし、逃走したことは間違いない」と容疑を認めています。
警察は事故当時の詳細な状況や逃走の動機について調べており、今後の供述や証拠解析が注目されます。
法的枠組みと罪状解説
道路交通法では、交通事故を起こした際に救護義務および報告義務を定めています。救護を行わず現場を立ち去る「ひき逃げ」は重大な違法行為であり、10年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。さらに被害者に重傷を負わせた場合は、自動車運転処罰法の「過失運転致傷」も適用され、刑罰はより重くなります。
地域の反応
豊明市は名古屋市南部に隣接する住宅街で、県道沿いには深夜も交通量が多いエリアが存在します。近隣住民からは「夜間は街灯が少なく事故が多い場所」「外国人ドライバーの事故を時々耳にする」との声も聞かれました。
事故現場付近を通行する通勤者からは「救護をせず逃げたことが一番許せない」「自分や家族が巻き込まれるかと思うと怖い」との不安が広がっています。
近年の外国人ドライバー関連の事故
警察庁統計(2024年版)によれば、来日外国人による交通事故件数は全国で年間約4,500件と報告されています。特に愛知県は自動車保有台数が多く、外国人居住者の割合も高いため、交通事故に占める外国人関与の比率が全国平均より高い傾向にあります。(出典:警察庁 犯罪統計 2025年版)
編集部クロ助&ナルカの視点から










編集デスクまとめ
豊明市で発生したひき逃げ事件は、外国人ドライバーによる重大交通事故の一例として社会に強い衝撃を与えました。被害者は依然として重体であり、今後の回復を祈るとともに、司法による適切な裁きが求められます。併せて、地域における交通安全施策や外国人居住者への教育体制強化が重要な課題といえるでしょう。
出典: TBS NEWS DIG(2025/9/23) / 名古屋テレビ(2025/9/23) / 東海テレビ(2025/9/23)
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