フィリピン国籍の女性が日本人男性と結婚したとする虚偽の在留資格関連書類を名古屋出入国在留管理局に提出し、女性の入国を手助けした疑いで、愛知県一宮市の元行政書士の男(45)が逮捕された。東海テレビが2026年10月1日に報じた。警察は、日本人のブローカーから依頼を受け、女性を名古屋市内のフィリピンパブで働かせる目的があったとみて調べている。報道によると、元行政書士は容疑を認めている。
新人記者ナルカ


報道された事件の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 逮捕された人 | 愛知県一宮市の元行政書士の男(45) |
| 疑われる行為 | フィリピン国籍女性と日本人男性が結婚したとする虚偽の在留資格関連書類を提出し、入国を手助けした疑い |
| 報道された時期 | 2025年11月から2026年2月にかけて |
| 提出先 | 名古屋出入国在留管理局 |
| 元行政書士の認否 | 報道では容疑を認めている |
警察は、男が専門知識を悪用して同様の行為を繰り返し、1件当たり2万円の報酬を得ていたとみている。これは捜査上の見立てであり、件数や実際の受領額、ブローカーとの関係がすべて確定したわけではない。
「偽装結婚」と「書類の虚偽」を分けて確認
報道では、結婚したという虚偽の内容の書類が問題になっている。一方、どの公的記録がどのように作られたか、婚姻届の提出や受理があったかについては、今回参照した報道だけでは詳細を確認できない。したがって「婚姻届が受理された」「女性が逮捕された」といった事実を追加してはならない。何の書類が誰の名義で提出され、入管審査にどう用いられたかが今後の焦点となる。
元行政書士の職務経験が疑われる行為に利用されたという点も重要だ。本人確認や申請書の作成・提出に関わる専門職の知識が、虚偽の在留資格申請に使われれば、入国審査の前提となる資料の信用が損なわれる。取締りでは申請者だけをみるのではなく、依頼した人、書類を作った人、就労先との関係を確認する必要がある。
女性本人と就労先について分かっていないこと
警察は、日本人のブローカーの依頼を受けて、女性を名古屋市内のフィリピンパブで働かせるための書類を作成したとみている。しかし女性が事情をどこまで知っていたか、実際にその店で働いたか、就労の経緯については今回の報道から断定できない。女性を一律に共犯者と扱うことも、反対に被害者と断定することも避けたい。
これまでにも偽装結婚をめぐる事件は報じられているが、事案ごとに実行行為と関係者の役割が違う。特定の国籍や業種を理由に同じ構図と決めつけるのではなく、提出書類の真偽と、誰がどの行為を担ったかを証拠に沿って整理する必要がある。






編集部まとめ
焦点は、元行政書士が虚偽と知りながら在留資格関連書類を提出し、入国を手助けしたかどうかだ。専門知識を悪用したとされる経緯やブローカーとの取引も捜査中である。外国人本人だけに目を向けず、不正な申請を組み立てた可能性のある国内の関係者まで事実を確認することが、制度の信頼を守る。
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