広島市西区の集合住宅でベトナム人女性が殺害された事件で、広島地検は17日、同じベトナム国籍の技能実習生の女(32)を殺人罪で起訴した。強盗目的の侵入とされた当初の容疑については「強盗の事実を認定できない」として適用されなかった。
新人記者ナルカ同じ技能実習生同士の事件って、現場の衝撃も大きそう…。



にゃ。外国人コミュニティ内でのトラブルは表に出にくいだけに、対策の難しさがあるにゃ。
目次
事件の概要
- 罪名:殺人
- 起訴された被告:ベトナム国籍、技能実習生
- 被害者:グエン・トゥイ・ガーさん(32)=ベトナム国籍
- 発生地点:広島市西区中広町の集合住宅
- 発生日:2025年10月15日
- 侵入方法:玄関から侵入したとされる
起訴内容
広島地検によると、被告は先月15日、被害者の部屋に入り、 頭部などを硬いもので多数回殴り、殺害したとされる。 事件後に逃走したが、10日後に広島県内で逮捕された。
当初、警察は 「金品を奪う目的で侵入し、殺害後に室内を物色した」 として強盗殺人容疑で送検していた。
しかし、地検は証拠を精査した結果、 「強盗目的であったことを認定できない」と判断。 殺人罪単独での起訴となった。
動機の特定は進まず
事件の動機については明らかになっておらず、 捜査関係者によると、交友関係や金銭問題、生活トラブルなど 複数の可能性を慎重に調べているという。
技能実習生同士の関係性、職場環境、生活事情など、 外国人コミュニティに特有の背景があった可能性も指摘されている。
地域への影響と課題
広島市内ではベトナム国籍の在留者が増加しており、 生活トラブルや相談案件も年々増えている。 行政関係者は「異国での孤立やストレスが深刻化しやすい」と述べている。



技能実習生のコミュニティって、仕事も生活も密接だからこじれると危険なんだね…。



にゃ。相談窓口や地域の支援体制を強化することで、事件を未然に防げる可能性もあるにゃ。
編集部でまとめ
- 広島市西区でベトナム国籍の女性が殺害され、同国籍の技能実習生の女が殺人罪で起訴。
- 警察は強盗殺人として送検したが、検察は「強盗目的の立証は困難」と判断し殺人罪のみで起訴。
- 国益的示唆:外国人同士の生活トラブルの把握・相談体制強化は、地域の安全確保に直結する。










コメント