大阪府大東市で開かれる中国系朝市の出店店舗が、廃油を含む汚水を路上に流したとして、府警鶴見署は中国籍の男2人と運営会社を廃棄物処理法違反(投棄禁止)の疑いで書類送検した。1人はすでに入管難民法違反で強制送還されているという。
新人記者ナルカ「中国朝市」って観光客にも人気があるけど、ルール違反も増えてるって聞くね。



にゃ。地域の雰囲気を壊さない運営が大切にゃ。廃油投棄は環境汚染だけでなく、住民との信頼問題にも関わるにゃ。
目次
事件概要
- 発生日:2024年5月8日(発覚・送検は2025年5月5日付)
- 発生地:大阪府大東市諸福の食品販売店前の歩道
- 容疑:廃棄物処理法違反(投棄禁止)
- 容疑者:中国籍の男(38)、同(32)、および運営会社(大阪府大東市)
- 内容:店前の路上で、揚げ物に使用した廃油を含む汚水を排出・放流した疑い。
- 経緯:中国朝市の営業後、フライヤーを路上で洗浄していたところを通報で発覚。
- 供述:38歳の男は容疑を認め、32歳の男はすでに入管難民法違反で逮捕後、強制送還済み。
背景:「中国朝市」と地域課題
中国朝市は大東市内で日曜早朝に定期開催され、中国系住民や観光客に人気のある多文化イベントとして知られる。 一方で、近隣では迷惑駐車・路上販売・無許可出店・ごみ放置などが問題視されており、 市や警察が指導・巡回を強化していた。
大東市によると、市内の一部地区では外国人事業者による飲食営業が増加しており、 衛生・環境管理の指導件数は2024年度で前年比1.4倍。 特に廃油・汚水処理に関する違反は、複数の苦情が寄せられていたという。
法令・刑罰
- 廃棄物処理法第25条(投棄禁止):5年以下の懲役または1000万円以下の罰金。
- 産業廃棄物に該当する廃油・汚水の不法投棄は、環境汚染・臭気被害を伴うため重罪扱いとなる。
クロ助とナルカの視点



せっかくの多文化イベントなのに、こういうことが起きると印象が悪くなっちゃうね。



にゃ。少数の違反が全体の評価を下げるにゃ。運営側の監督体制が問われるにゃ。



現場では忙しくてルールを知らなかったってこともあるのかな?



それもあるにゃ。でも日本で商売をするなら、廃棄物の処理や食品衛生のルールは最低限理解しておく必要があるにゃ。
編集部でまとめ
- 事実確認:大阪府大東市の中国系朝市出店者が廃油を路上に排出し、廃棄物処理法違反容疑で書類送検。
- 背景:中国朝市では迷惑駐車・衛生トラブルが以前から指摘されていた。
- 国益的示唆:多文化イベントの継続には、地域ルール・環境法令の徹底が不可欠。行政と地域住民の協働監視体制が求められる。











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