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自動車盗難事件でベトナム国籍の男が懲役8年求刑 法廷で不満発言

自動車盗難事件でベトナム国籍の男が懲役8年求刑 法廷で不満発言 JP News Focus
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埼玉県や栃木県などで52台の自動車を盗んだ罪に問われているベトナム国籍のチャン・ドゥック・ルオン被告の裁判が、10月31日、さいたま地裁で開かれた。懲役8年を求刑された被告が「とても受け入れられません」と発言し、傍聴していた被害者から怒りの声が上がった。

ナルカ
「受け入れられません」って、何を言ってるのって思っちゃうね…。
クロ助
被害総額は1億円超にゃ。しかも52台だにゃ。被害者が法廷で怒るのも当然にゃ。
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事件の概要

  • 被告:チャン・ドゥック・ルオン(ベトナム国籍)
  • 罪名:出入国管理及び難民認定法違反建造物侵入窃盗
  • 主な犯行地域:埼玉県、栃木県ほか
  • 被害件数:52件(車52台、現金約467万円)
  • 被害総額:約1億円(うち39台は後に発見)
  • 求刑:懲役8年(検察側)
  • 動機:生活困窮、借金返済、指示役の指示による組織的犯行

法廷での発言

被告は「とても受け入れられません」と述べ、懲役8年の求刑に不満を表明。さらに「借金を返し終えたら窃盗をやめるつもりだった」と弁明した。弁護側は「主導的立場ではなく、前科もない」「更生の余地がある」として情状酌量を求めた。

被害者の証言と怒り

被害に遭った栃木県大田原市の「ホンダカーズ野崎」松本正美店長は、昨年8月に11台の車を盗まれた被害者の1人。法廷で被告の発言を聞き、「何を言っているのか理解できない」と怒りを露わにした。SNS拡散を通じて盗まれた車を全て取り戻したが、「被告が返したわけではない」と強調した。

組織犯罪の構図

被告は不法残留状態で約2年半にわたり犯行を繰り返し、指示役のベトナム人グループと連絡を取りながら中古車販売店などに侵入。解体・転売目的で車両を国外へ流していた疑いもある。報酬はおよそ2500万円に上るとされる。

社会的背景と課題

  • 技能実習制度の下で来日した後、劣悪な労働環境や暴力から逃亡するケースが後を絶たない。
  • 不法残留後に犯罪組織へ取り込まれる「地下労働化」の構造が指摘されている。
  • 自動車盗は2024年以降も増加傾向で、愛知・茨城・埼玉などでは外国人グループが摘発されている。
ナルカ
実習生制度の闇ってこういう形で出ちゃうんだね…。
クロ助
制度の問題もあるけど、罪を犯した以上は法の下で責任を取るにゃ。被害者の生活を壊した重さは大きいにゃ。

編集部でまとめ

  1. ベトナム国籍の男が不法残留中に52台の車を盗み、報酬2500万円を得た罪で懲役8年を求刑。
  2. 被告は「受け入れられません」と不満を表明し、被害者が法廷で怒りを示した。
  3. 技能実習制度からの逸脱、不法滞在と犯罪組織化の連鎖が浮き彫りとなった。

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