北海道空知管内に住む50代女性が投資名目で現金1500万円をだまし取られた事件で、警察はマレーシア国籍の男と中国国籍の女を逮捕・送検した。女性は国際証券会社の社員を名乗る人物の指示を信じ、訪ねてきた2人に現金を手渡していた。警察は国際的な詐欺グループの一部とみて、余罪を調べている。
新人記者ナルカ1500万円って…大金だね。どうやって信じちゃったんだろう?



巧妙な手口にゃ。実在する会社名をかたり、信頼感を演出して現金を直接受け取りに来るタイプの“訪問型詐欺”にゃ。
目次
事件概要
- 発表日:2025年10月18日(北海道警)
- 発生地:北海道空知管内(被害者:50代女性)
- 容疑:詐欺・詐欺幇助
- 被害額:現金1500万円
- 逮捕者:中国国籍の会社役員 (37)=札幌市在住=/マレーシア国籍の会社役員 (住所不定)
- 手口:投資を装い自宅を訪問、「スタッフに渡してほしい」と現金を受け取る
- 関係:曹容疑者は通訳役として同行、トー容疑者は車で送迎
経緯・時系列
| 2023年2月 | 女性が「国際証券会社社員」を名乗る人物から投資勧誘を受ける |
| 同月 | 指示を信じ、訪問してきた2人に現金1500万円を手渡す |
| 2025年10月 | 警察が詐欺容疑でマレーシア国籍の男を送検 |
| 同18日 | 中国国籍の女を詐欺幇助容疑で逮捕・送検 |
法令・制度の整理
- 刑法246条(詐欺罪):人を欺いて財物を交付させた者は10年以下の懲役。
- 詐欺幇助:詐欺行為の遂行を助ける通訳や送迎も処罰対象。
- 国際的組織犯罪:外国人による国内訪問型詐欺は、SNS経由で日本国内に指示役・受け子を配置する形が多い。
クロ助とナルカの視点



どうして被害者の家まで来られたの?



SNSで投資相談を装って信頼を得てから、「担当スタッフが受け取りに行く」と誘導する手口にゃ。電話やメッセージだけで人を信用しない注意が必要にゃ。



こういう詐欺、外国人が関与するケース多いの?



増えてるにゃ。日本語が堪能な通訳役を入れて巧妙化してる。多言語詐欺は国際連携捜査がカギにゃ。
編集部でまとめ
- 事実確認:空知管内の50代女性が投資名目で1500万円被害。マレーシア国籍と中国国籍の容疑者2人を逮捕・送検。
- 捜査焦点:指示役・送金経路・国際的詐欺グループとの関連。
- 国益的示唆:SNSや外国語による詐欺被害への啓発・金融リテラシー向上が急務。
出典
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