能登半島地震で公費解体中だった元旅館に侵入し、銅線ケーブル約1トンなどを盗んだとして、石川県警七尾署は24日、不法残留と建造物侵入、窃盗の疑いでトルコ国籍の男(24)を逮捕した。被災地での資材窃盗事件として捜査が進められている。
新人記者ナルカ地震の復旧現場での窃盗って、ひどいね…。



復旧工事で出る銅線や金属は転売価値が高く、災害地を狙うケースが増えてるにゃ。
目次
事件概要
- 発表日:2025年10月24日
- 発生場所:石川県七尾市内(公費解体中の元旅館)
- 容疑:入管難民法違反(不法残留)、建造物侵入、窃盗
- 逮捕者:トルコ国籍・自称名古屋市・無職 ヒジャビ・ウヌトゥルン容疑者(24)
- 逮捕経緯:不法残留容疑で5日現行犯逮捕、23日に建造物侵入・窃盗容疑を追加逮捕
- 供述:容疑を否認「盗みはしていない」
経緯・時系列
| 2023年5月13日 | 在留期限切れ(不法残留状態に) |
| 2024年9月27日〜30日 | 七尾市の解体中旅館に侵入、銅線ケーブル約1トンなどを盗む |
| 10月5日 | 入管難民法違反で現行犯逮捕 |
| 10月23日 | 建造物侵入・窃盗容疑で再逮捕 |
| 10月24日 | 七尾署が発表 |
被害の内容
- 盗難物:銅線ケーブル約1トン(時価約150万円相当)、ケーブルカッターなど工具6点(約55万円相当)
- 合計被害額:約205万円
- 被害場所:能登半島地震による被災建物(公費解体中)
法令・制度の整理
- 入管難民法第70条(不法残留):3年以下の懲役または300万円以下の罰金。
- 建造物侵入・窃盗罪(刑法第130条・第235条):10年以下の懲役など。
- 被災地での犯罪は量刑判断で「悪質性」が考慮される場合がある。
クロ助とナルカの視点



不法残留で働けないのに、なんで日本に残ってたの?



仕事を失ったあとも帰国せず、不法就労や転売目的で残る例があるにゃ。ブローカーが関わっている可能性も調べるにゃ。



被災地の治安にも影響ありそう…。



そうにゃ。復旧資材や廃材狙いの窃盗が全国で課題になってるにゃ。監視強化と通報体制が大事にゃ。
内部関連記事:能登半島の被災家屋狙い貴金属盗難続発 七尾署がベトナム人複数を逮捕
編集部でまとめ
- 事実確認:不法残留状態で能登の解体現場に侵入し、銅線約1トンなどを盗んだ疑い。
- 捜査焦点:共犯の有無、転売ルート、不法就労組織との関係。
- 国益的示唆:被災地での治安維持・外国人労働者管理の両立が急務。監視カメラ・現場パトロールの強化が必要。
出典
あわせて読みたい




外国人事件データベース一覧
本ページでは、月ごとの外国人関連事件データベース記事をまとめています。各月ごとの地域別・国籍別・罪名別の事件を整理し、一次資料と内部関連記事にリンクしていま...














コメント