公開日:2025-10-03/最終更新日:2025-10-03
静岡県警は、中国籍の女(32)が他人名義のキャッシュカードを譲り受けたとして逮捕したと発表しました。女の自宅からはおよそ500枚のカードが押収され、警察は特殊詐欺グループとの関連を調べています。事件はSNSを通じて持ちかけられたもので、ロマンス詐欺の振込先にも使われていた疑いが浮上しています。




発生の経緯
逮捕されたのは、東京都内に住む中国籍の女(32)。2025年6月下旬、静岡県内の男性からキャッシュカードとスマートフォンを譲り受けた疑いが持たれています。SNSを通じ「報酬が得られる」として男性に口座を開設させ、カードを受け取ったとされています。
その後、男性名義の口座が凍結され、不審に思った男性が静岡中央署に出頭したことで事件が発覚しました。
現状データ
・逮捕容疑:他人名義のキャッシュカード譲り受け
・逮捕日時:2025年10月2日(報道ベース)
・容疑者:中国籍の女(32)
・押収品:約500枚のキャッシュカードや関連物品
・事件発覚:男性名義口座が凍結 → 男性が自主的に出頭
・供述:「金が欲しかった」と容疑を認めている
地域・生活への影響
・キャッシュカード乱用による被害拡大:特殊詐欺で「受け子」として利用される仕組みが温床に
・市民への影響:SNSでの口座譲渡依頼は違法であり、軽い気持ちで応じても犯罪に巻き込まれる危険
・地域社会の不安:大規模なカード収集は背後に組織的関与がある可能性を示唆
・外国人犯罪の報道強調:国籍が注目されるが、制度的・組織的問題の解明が本質
編集部クロ助とナルカの視点から









論点整理
・500枚のカードの用途と出所は?全て詐欺グループ用か
・SNSを介した口座売買の拡大はどこまで浸透しているか
・男性がなぜ「報酬目的」で協力したのか、被害者であり加担者でもある構造
・在留外国人と特殊詐欺ネットワークの関与の実態
編集部まとめ/今後の見通し
今回の事件は、特殊詐欺の資金ルートに直結する「口座屋」の存在を改めて浮き彫りにしました。被疑者は容疑を認めていますが、背後に大規模な組織が存在する可能性は否定できません。今後は、
・警察による500枚カードの出所解明
・口座売買防止の制度強化
・SNSを通じた違法勧誘への注意喚起
・外国人犯罪としてではなく、制度的犯罪対策としての取り組み
が焦点となります。
参考リンク
関連記事


コメント